中国東北部の沙漠化地域におけるバイオビレッジ建設計画
..............〜ホルチン沙地における環境教育林業事業を核として〜
高橋勇一
東京大学 /日本学術振興会・特別研究員
<背景と目的>
グローバルチェンジ・・・・地球温暖化、森林の減少、オゾン層の破壊、海洋汚染、大気汚染、沙漠化など→人的要因によりところが大きい→自然に対する人間の責任によって生態系を回復していくべき
「持続可能な発展」という概念の核となる「持続可能な森林経営」
環境教育林事業・・・・自然生態系回復のモデルづくり
@森林草原の荒廃(沙漠化)の原因をさぐる
Aホルチン沙地におけるバイオヴィレッジ建設計画について考察する
1.中国の沙漠の分類
2.ホルチン沙地
3.沙漠(沙地)化の原因
4.環境教育林事業(500ha)について
5.家庭生態経済圏と生物経済帯
6.生態村(バイオヴィレッジ)の建設
7.持続可能な発展に向けて
環境教育林事業について
烏旦他拉(ウタンタラ)環境教育林プロジェクト(事業主体日本バイオヴィレッジ協会)
セル型モデル計画事業
家庭生態経済圏→生物経済帯建設→バイオヴィレッジ建設
STEP1:対象地域の現状認識とパートナーシップづくり
↓
STEP2:住民との接点づくり・意識高揚
↓
STEP3:地域の問題および環境劣化の原因解明
↓
STEP4:経営計画の作成
↓
STEP5:経営計画の実施・住民参加と次世代の教育
↓
STEP6:プロジェクトに対する評価
↓
STEP7:軌道修正・計画再編・再実行