2003年9月16日 セレンゲ県森林伐採地、放置農地の現状視察&森林・動物センター訪問
農場での防風林植樹、育苗に続き、来年度から、セレンゲ県の森林伐採、火災跡地トヂンナルスで、森林再生のための植林事業に参加することになりました。来年度は10ヘクタール 約1万本のマツの植樹を予定しています。 植樹後の水遣り、監視などの管理に関しては、現地の森林・動物センターと契約し、彼らが責任をもっておこなってくれます。昨年の実績としては、76パーセントの活着率とのことです。
また、途中に広がる放置された農地の復元に関しても、地元の人々と共に今後、専門家を交え積極的に取り組んでいくことを話し合いました。
(上写真)放置された農地に生い茂る雑草:ヨモギの一種、牧草には不適切
(下写真)森林・動物センターのジャムスラン氏より、2004年からスタートする森林再生のためのマツの植樹についてお話を伺いました。持続可能な農業の実践を目指すTC AGRO株式会社社長ツメンデムベレル氏も 同行されました。(右写真手前右)
(上写真)2004年度より植樹を行う予定地 トジンナルス。以前は豊かな森林地帯だったそうです。
(下写真)没収された不法に伐採された丸太の山。最近のウランバートルでの建築ラッシュに伴い、 違法な森林伐採 がかなり増加しているようです。