モデル農場の社会への協力
2002
年シェルター(孤児院)でのハウス栽培協力
2002年、ニューシェルターでは、ちょうど、野菜栽培を始めたいとの希望があり、農業の専門家のアドバイスを必要としていました。そこで、GNCモンゴル代表のツォゴーさんがいろいろ相談を受け、まずはビニールハウスを建て、キュウリやトマトなどを栽培してみることになりました。、少年達にビニールハウスの作り方を指導し、野菜の種と苗はツォゴーさんの農場から提供しました。8月にはキュウリやトマトが収穫でき、他のシェルターにも配ることができたそうです。
写真左中央 子供たちにビニールの張り方を指導するツォゴーさん
2004年&2005年 63特別学校での野菜作り協力
2004
年、63特別(注1)学校に派遣されていたモンゴル青年海外協力隊 田島健二さんからの協力依頼を受け、当校の野菜作り授業への協力として ハウス作りの指導とをしました。秋にはにんじん ジャガイモ、カブ、キャベツ、たまねぎ、トマと、白菜、キュウリと様々な野菜が収穫でき、 生徒たちの家族などへ安価で販売し、とても喜ばれたようです。ただ、このような授業が成功し、持続していくためには、田島さんのような熱心な教職員の存在が不可欠です。
注1)63特別学校」という名称
3特別学校の子どもの実態は、「障害は重度ではないが、金銭面や学習の遅れにより普通学校で学習をするのが困難な子ども」です。このような子どもの学校は日本にはないため日本の養護学校のイメージとは違うモンゴルの貧困層の子どものための学校を「養護学校」と訳すのではなく、新しいカテゴリーとしての「特別学校」という言葉を使って訳しています