2009年モンゴルエコツアー参加者の声(在日モンゴル留学生会)

Eco15
エコロジー教育センター 第8回エコ教室での 留学生のお話

Mnu02s
モンゴル国立大学 生物学部森林学科演習林視察
(トゥブ県バットスンブル村)

2007年より 夏休みに一時帰国中の 在日モンゴル留学生会の学生のみなさんにGNCモンゴルエコツアーに参加し、森づくりの現場視察や エコ教室では 日本での留学生活などをお話してもらって今年で3回目となります。毎年 各学校から参加した生徒たちは留学生のお話をとても熱心に聞きいり、質問も活発に行われています。

Tumee トゥメーさん (横浜国立大学在学)

皆さん、こんにちは!
GNCの秋季エコツアーでの思い出や経験したことをぜひ皆さんに伝えたいと思います。
私の今までのGNCとの関係は主にハワリンバヤルの実行委員会での行動だったが、今年初めてGNCの活動に参加したのです。
久しぶりに母国に帰って、家族や友人と会うと、あっという間に過ぎる楽しい時間がほとんどですがが、エコツアーも私の夏休みの一つのハイライトになりました。私が参加したのが2日だけですが、できたことと学んだことはたくさんありました。

9月8日 モンゴル国立大学 生物学部森林学科演習林視察
(トゥブ県バットスンブル村)

「共存」の視察
ウランバートルを60キロ離れた山の中で、生物学部の学生たちが自分で作ったキャンプに生活し、先生の指導を受けながら夏休み中現場で学んでいるのを見てとても感動しました。私は植林だけではなく、「人と自然との共存」ができているのと、将来にモンゴルの環境活動の核になる人材が育てられているのを見ました。また、人々が国境を越えて信頼のネットワークを作っている「人と人の共存」も見られたのです。GNCはさすがに、Global Network for Coexistenceという名前通りの活動をしているなと感じました。
見学中、GNCのスタッフや先生のバータルビレグ教授から実施中の仕事から現代の環境問題までいろいろな面白い話を聞き、自分の視野を広げるチャンスになったと思います。

昼、学生たちが作ったキャンプの中でみんなで晴れた天気を楽しみながら外で昼ごはんを食べて、リラクスしました。馬乳酒は最高でした。バータルビレグ教授と学生たちの説明や話を聞き、実現している仕事を現場で見ると、彼らの取り組んでいる仕事に対する高いモチベーションが感じられ、私の環境活動への関心が高められたのです。一本の木を植える時の大変さ、でも努力すれば木を植えることが可能であることを実感できた機会になりました。

9月9日 モンゴル国立大学エコロジー教育センター

「共存」の実施
前日は自分が学ぶだけの日だったが、その日私の話す順位となりました。私に新しい世界を開く機会となった留学の経験についてぜひ後輩たちに話してあげたいという意義がいつもあったのでわくわくしてエコロジー教育センターへ歩いていました。

午前にGNCのスタッフやえらい先生たちが良い話をしたので、続いて話すに緊張していました。しかしプレゼンが始まると子供たちが非常に注意しながら話を受け入れ、積極的に質問していたのでとても嬉しかったです。モンゴル語で発表する機会がほとんどないので、生徒たちに話をすることによって私にとっても勉強になったと思います。私に与えられた留学のチャンスがより多くの後輩たちにも与えられるに、自分のできる限り貢献していきたいと考えています。

GNCエコツアーは私にとって楽しくて良い経験になったので今後もこのような機会が与えられたら参加していきたいと思います。皆さんも、きっと良い経験になると思うのでぜひぜひ参加してみてください。よろしくお願いします。

Photo デーギーさん(写真左) 一橋大学・3年生

私は今年のGNCのエコツアーに参加することができて、新しく学んだこともあれば、いろいろ楽しい思いでも作らせていただき、本当によかったなと思います。ますます砂漠化されている母国のモンゴルでGNCの皆さんが長年活動を続け、いまや子供たちを中心とした大勢のモンゴル人の自然に対する愛情を呼び起こすように活動の幅を広げています。10年前に植えた木も伸び伸びと大きく育つとともに、去年植えたばかりの何千か本の苗木もまるでGNCが子供たちに対して行っている環境保護の教育のように大事にされていました。

GNの活動の影響で子供たちが木を植えたい気持ちになっているのを聞いて、私は何より嬉しかったです。木を植えるばかりではなく、大きく育つまでのお世話をするために何か月間山の中でキャンプするモンゴル人の大学生たちもいました。

それから、GNCと長年付き合ってきたツォゴーさんの農業技術を見学させていただき、感動するばかりでした。モンゴルの土が農業にふさわしくないと思っていた自分が大きく間違っていたことに気が付きました。ツォゴーさんの畑ではジャガイモやキャベツなどモンゴル人がよく食べる野菜だけではなく、それらと並んで日本の野菜もたくさんの種類を揃えて作られていました。経済的なの視点から見ても、農業はモンゴル人がやっていて有益なものだと感じました。

夏休みに自然環境の中でGNCの皆さんと過ごしたエコツアーの数日間は新しい出会いと楽しい思いででいっぱいでした。GNCの皆さん、ありがとうございました。