「モンゴルの子供たちに理科の実験を通して環境問題を伝えたい!」プロジェクト

READYFOR?(クラウドファンディングサービス)にて「モンゴルの子供たちに理科の実験を通して環境問題を伝えたい!」プロジェクトを開始しました、モンゴルの未来を担う子ども達のためにご協力をお願いいたします。

(平成27年3月15日期限)

READYFOR?モンゴルの子供たちに理科の実験を通して環境問題を伝えたい!」プロジェクトホームページ

https://readyfor.jp/projects/GNC-mongol-kankyokyoiku-jikken

このプロジェクトについて

モンゴルの子供たちに実験キットを届けたい!途上国の子供達に環境への関心を!

はじめまして。こんにちは。特定非営利活動法人 GNC Japan の小川安里と申します。今、モンゴルには果てしなく広がるゴミだらけの大地と、臭くて汚い川が問題となっています。私達の団体はそうした問題をモンゴルの人たちと一緒に解決していこうと現地の子供たちに環境教育などを行っています。今回のプロジェクトでは、水質が簡単に調べられる日本で販売されている実験キットを100セット持って、理科の授業がないモンゴルの子供たちと一緒に実験を行い、環境問題の深刻さを伝えたいと思っています。

今不足している子供たちに実験キットやモンゴルに行く渡航費の一部を

どうかご支援いただけないでしょうか?

モンゴルでは、果てしないゴミだらけの大地が広がり、臭い川も増えています

私は2009年にモンゴル国内で行われているGNC主催のスタディツアーに参加してから、「GNC Japan」をお手伝いするようになりました。果てしなく広がるゴミだらけの大地と、増えつつある臭い川を子供たちに残さないために、モンゴル国の子供たちを対象に毎年行う環境教育、「エコ教室」を担当しています。

GNCとは、Gloval Network for Coexistence(共存のグローバルネットワーク)の略で、人と自然と過去・現在・未来とが共存できる社会を目指し、1995年に設立されました。主な活動内容は植林と環境教育で、これまでモンゴル国内500haの大地に約135万本のアカマツを植林し、モンゴル国の子供たち約1000人に環境教育を実施しています。

(モンゴルでの植林活動の様子)

みなさんはモンゴル国を身近に感じる方は少ないかもしれません。今のモンゴルは、首都のウランバートルを中心に目新しいビルが毎年増える程、経済成長著しい国です。一方で田舎へ行けば青々とした草原が一面に広がり、馬が駆ける。そのようなイメージは持っていらっしゃるかもしれません。ですが、眼下に広がるその草原はゴミだらけ、川から異臭がしている…という残念な現実があります。

モンゴル国内在住の方にもしっかりとその問題の大きさを伝えるために、これまで抽象的な啓蒙活動やディスカッションを行ってきましたがそこに限界を感じました。実際に体を動かしてより強い記憶に残さなければ、何も変わらないと強く実感したため、今回の企画を思いつきました。

 

(2004年に植えた手のひら程のアカマツが、10年かけてここまで大きくなりました。環境問題は一気に解決できません。地道な活動が必要です。)

4校のモンゴルの子供たちや先生と一緒に水質調査等の実験を行います!

今回のプロジェクトでは、環境教育「エコ教室」に実験を取り入れよう!というものです。具体的には新学期が始まる9月にモンゴル国内の学校へ、私たち「GNC Japan」が赴き、3~4校の生徒約100名を対象に、水質調査等の実験を実施します。

2004年に始めたエコ教室は、今年で12年目になります。昨年もモンゴルにて、12歳~15歳くらいの子供たちが60名ほどで実験を行いました。日本のキットを使った簡単な水質実験だったにもかかわらず、モンゴルの学校には実験の授業がなく、皆さん興味津々!子供たちを置き去りにし、率先して実験している先生もいて、非常に盛り上がりました。

 

(環境問題について考える子供たちは真剣そのものでした)

模造紙に実験結果を書き、それぞれのグループごとに発表してもらいましたが、素晴らしい発表でした!!結果、ウランバートル市内の水も、市内を流れた後すぐの川も、思ったよりもきれいでした。下水処理場が1つできたとか。モンゴルの方も、「数年前は川が臭かったが、今年ぐらいから川が臭くなくなった」と言っていました。ですが、市内周辺から少し離れると、逆にとても臭い川になっていました。

途中、村もありますが、道路を作るために一面に穴を掘ったり、セメントを作ったりと、そういう工場も原因の一つかもしれません。今年も実験を子供たちと行って、環境問題について一緒に考えたいと思っています。

 

 

モンゴルは予想以上に汚れている。

田舎の川はまだまだ綺麗でしたが、今後はわかりません。。。昨年は、実験の最後には、日本の高度成長前のゴミだらけ泡だらけの汚れた川の写真を見せ、子供たちに10年後のモンゴルについて考えてもらって、発表してもらいました。

「私たちがこれから先進国の技術を学べば、きっと今の先進諸国よりいい国になるはず」

「モンゴル人が、もっと大事なところにお金をつかうようになればいい」

こうした意見も出てくるようになりました。今後も試行錯誤をして、モンゴル国立大学エコロジー教育センターでの環境教育を続けて行こうと思っています。日本の小学校の実験など、もっとモンゴルの学校に紹介できれいいのに、と思います。

今回は日本の皆さまに子供たちに実験をしてもらうための実験キット(水質調査を予定)購入費100名分と、発表用の筆記用具などの費用をご支援いただければと思っております。

そして将来、環境へ関心を持つ人が増えれば、モンゴル国内の大地が守られますし、モンゴル国内の観光地としての意義も大きくなるはずです。皆さまの暖かいご支援どうぞ宜しくお願いいたします。

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ご支援いただいた方にはお礼に下記引換券をお送りします。

・サンクスメール

・報告書

・GNCオリジナル絵葉書(5枚セット)

 

 

 

・ペンケース、カードケース、キーケース

いずれかの製品をお一つ、お好きな色をお選びいただけます。

 

 

 

・五畜のフェルト製品 (ゲル、ラクダ、ヤギ、ウシ、ヒツジ、ウマのセット)

五蓄(モンゴルの代表的な家畜、ラクダ、ヤギ、ウシ、ヒツジ、ウマの総称)とゲル(モンゴル語で家を意味する)のフェルト製品のセットです。モンゴルに暮らすモンゴル人シングルマザーの手作りですので、色、形、大きさ等写真と異なる場合があります。

 

 

 

(シングルマザーのバヤルマーさんと彼女が作った五畜たち)

ネットワーク部