2015年モンゴルエコツアー最終日

9/2~9/9までエコツアーも今日で最終日です。
今年もたくさんの実りと共に、残念なことも様々ありました。
今年の春から夏にかけてはモンゴル全体で雨が少なく、山火事の多い年だったようです。「ナーダム(7/20頃のモンゴルのお祭り)までは雨が降らなかった」と皆さんが口をそろえて言っていました。そのため、セレンゲ県の植林は全体の約50%の活着、看板が乾燥のためボロボロになってしまってました。

その代り2004年秋の万博植林地では、小まめな水やりのお陰で以前よりも青々としてきました、現地で協力してくれているトゥメンナサンさんに感謝です。
2004年の植林地も看板が見えなくなるほど木々が育ちました、ずいぶんと森になってきたように感じます。

セレンゲ県の幼稚園訪問、ジャルガラント村への訪問も無事終わりました。ジャルガラント村の植林地では、乾燥の影響と春の苗木がよくなかっため、今年の苗木の成長は芳しくありませんでした。
ですが今年、私たちが植林したところ以外に村民自身での植林及び苗畑への挑戦が見られました、今後、金銭的な支援だけでなく、技術的な支援、セレンゲ県との交流なども進めて行きたいと思っています。
このような村や団体が増えることを目標に、頑張っていきたいですね。

後半は例年通り、モンゴル国立大学エコロジー教育センターと一緒に、エコ教室を実施しました。GNCの紹介と水を調べる実験をしたところ、子供たち以上に先生方が興味を持ち、学校でも取り入れたいと話してくださいました。
最近では実験室のある学校も増えてきたようですが、さすがに全ての学校にとまではいかないようです。

GNC活動は多岐にわたっていますが、今後もどうぞ応援よろしくお願いします。

 

事務局