2019年 GNCモンゴルエコツアー報告
2019年 GNCモンゴルエコツアー報告
1.バヤンチャンドマン村 GNC苗畑視察
【日時】
2019年10月18日10:00~
【場所】
トゥブ(中央)県バヤンチャンドマン村
【スタッフ】
高橋京子(GNC Japan 事務局長)
バスカ(GNC Mongolia 事務局長 男性)
オグナー(GNC Mongolia 代表、森林・農場・苗畑担当 男性)
サラ(GNC Mongolia 森林・農場・苗畑担当 女性)
1)苗畑づくり
10時にバヤンチャンドマン村にあるGNC Mongoliaの苗畑に到着し、全体を視察する。
今年5月に植えたアカマツの苗木は順調に成長しているので再来年の5月に植林できるだろう。
それまでにしっかりと世話をして苗木を育てたい。
2019年5月に植えられたアカマツの苗
施設の入口
施設の様子
2 セレンゲ県 植林地視察
【日時】
2019年10月18日
17:30~(植林地:2010年春)
2019年10月19日
9:20~(植林地:2019年春)
9:50~(植林地:2014年春)
10:10~(植林地:2018年春)
10:30~(植林地:2016年春)
11:30~(植林地:2007年春)
12:20~(植林地:2006年春)
15:40~(植林地:2004年秋)
【場所】
セレンゲ県トジンナルス他
【スタッフ】
高橋京子(GNC Japan 事務局長)
バスカ(GNC Mongolia 事務局長 男性)
オグナー(GNC Mongolia 代表、森林・農場・苗畑担当 男性)
サラ(GNC Mongolia 森林・農場・苗畑担当 女性)【参加者】
【参加者】
ジャムスレン(元・森林・動物センター長 男性)
1) 森づくり
・2010年植林地
活着率60%。一本一本のマツが成長して頼もしいマツになってきた。
赤色の下草に青々としたマツがきれいに整列して育っている印象的な景色になっている。
・2019年植林地
活着率80%。今年は雨が少ない時期と多い時期の差があったが、順調に成長していた。
すでに30cmを超える苗もあった。今年、初めてGNCが苗畑で育てた苗を植えた。
しっかりと根付いていたので良かった。
・2014年植林地
活着率は60%。昨年の生育も良かったが、さらに成長している。
ボリュームのある立派なマツが多く、今後の成長が期待できる。
・2018年植林地
活着率は80%。この一年でよく成長した。
生育にバラつきはあるが10~20cm成長している。
・2016年植林地
活着率は75%。一年で驚くほど成長した。
80cmになるマツもあり、遠くから見ても分かるほどに存在感が出てきた。
・2007年植林地
活着率は75%。昨年と変わらず安定している。
生育も良くしっかりとした森になっている。
・2006年植林地
活着率70%。安定した森になっている。
多くのマツが5メートルを超え、たくましく成長している。
これらのマツの側に1メートル程のマツが数本育っている。
親に守られて育つ子供のようだ。
・2004年秋万博(2005年愛・地球博のプレイベントの際の植林地)
昨年まで活着率20%だったが、自然にマツが育ち始め、30%になった。
順調にいけば森が再生する可能性もある。
植林時の様子(2019年5月)
2010年植林地
2019年植林地
2019年植林地
2014年植林地
2018年春植林地
2016年春植林地
2007年春植林地
2006年春植林地
2006年春植林地
2004年秋植林地