2021年GNC モンゴルエコツアー報告
2021年GNC モンゴルエコツアー報告
1 バヤンチャンドマン村 GNC苗畑視察
【日時】
2021年8月28日10:00~
【場所】
トゥブ(中央)県バヤンチャンドマン村
【スタッフ】
高橋京子(GNC Japan 森林担当)
バスカ(GNC Mongolia 事務局長 男性)
オグナー(GNC Mongolia 代表、森林・農場・苗畑担当 男性)
サラ(GNC Mongolia 森林・農場・苗畑担当 女性)
1)苗畑づくり
10時にバヤンチャンドマン村にあるGNC Mongoliaの苗畑に到着し、全体を視察する。苗畑では、2019年に植えた種が残っており、今年は非常に雨が多かったので水やりなしでも奇跡的に生き延びている苗があった。今年の植林で約3,000本使用した。苗畑の防風林は成長している。
雨が多く、雑草がかなり伸びていたので数日前からオグナーさんとオグナーさんのお父さんで土地の一部の草刈りを行った。放置していると火事になる可能性がある。
今後は新型コロナ感染状況を見ながら、施設での活動を再開したい。
2019年5月に植えられたアカマツの苗
苗畑
施設の様子
2 セレンゲ県 植林地視察
【日時】
2021年8月28日~8月30日
植林地:
2010年春
2004年春
2012年春
2014年春
2018年春
2016年春
2020年春
2021年春
2004年秋万博
【場所】
セレンゲ県トジンナルス他
【スタッフ】
高橋京子(GNC Japan 森林担当)
バスカ(GNC Mongolia 事務局長 男性)
オグナー(GNC Mongolia 代表、森林・農場・苗畑担当 男性)
サラ(GNC Mongolia 森林・農場・苗畑担当 女性)
1) 森づくり
・2010年植林地
今までよりも成長が良かった。300cmを超えたマツもあった。安定感が増している。
・2004年植林地
GNCが植林を始めた年。マツの樹高は、8メートル以上となった。樹木直径は50cmを超えるものもあった。広い範囲でしっかりとした密度のある森が続いている。
・2012年植林地
順調に成長している。380cmを超えるマツもある。活着率60%。
・2014年植林地
活着率は60%。200cmを超すマツもある。力強く、成長している。
・2018年植林地
活着率は80%。高さは100㎝前後。ゆっくりだが確実に成長している。
・2016年植林地
活着率は75%。成長にばらつきがあるが、高いものは200cm以上になっていた。ボリュームもあり安定している。
・2020年植林地
活着率は60%。成長が遅いマツが多い。今後注意して観察したい。
・2021年植林地
活着率は80%。しっかりと根付き、30cmになるマツもあった。
・2004年万博植林地
再植林した大苗が大きく成長し、ボリュームも安定した。今後の成長にも期待できる。
2010年春植林地
2004年春植林地1
2004年春植林地2
2004年春植林地3
2004年春植林地4
2012年春植林地
2014年春植林地
2018年春植林地
2016年春植林地
2020年春植林地
2021年春植林地
2004年秋万博植林地