単なる植林から本物の植林へ

今日7月7日はGNCの記念すべきお誕生日です 17年前 1995年(平成7年)の今日7月7日 GNCは 若者達の夢と情熱によって産声をあげました。そして その後 様々な人々との出逢いを織りなしながら今日まで歩み続けることができました。数えきれない貴重な出逢いに心から感謝を捧げたいと思います。

さて 私事ですが 5月に蒔いた朝顔の第1号の蕾が開花しましたこれから次々に咲き始めることでしょう。

ふと 2ヶ月前 掌の上にあったあのちっちゃな種たちを想い浮かべました。あの種たちが 陽射しを浴びながら 水遣りを欠かさず 台風から守り やっと花を咲かすことができたのだということ・・・そして この花たちも種をつけて 未来へといのちをつなごうと願っているのだということ・・・そんなことが次々に浮かんできました。

同時に GNCのモンゴルでの植林を考えてみました。とかく私たちは何本苗木を植えることができたのかということにばかりに囚われがちです 同じ植林費用でも 「1万本も植えました!!」(その後は?わからない)とただ たくさん植えたことだけに満足するのではなく、「1000本植えました その後もさまざまに努力、工夫 手を懸けて 多くの苗木が順調に育っています!」と胸を張って答えられる そんな植林こそが 本物の植林ということなのでしょう。

過去から繋がってきた苗木たちのいのちを 一本でも多く未来の苗木たちのいのちへと繋げていくことを真剣に考え、努力していきたいと 今、強く思うのです。

2012年 7月7日  事務局 矢野明子