2023年度 植林報告
2023年度モンゴル森林火災被災地再生事業報告
以下のように、植林作業を実施したことを報告します。
1.植林作業実施概況
植林
実施日 春季 植林作業 2023年5月8日~5月10日
新規植林地 約3.21ha
新規植林本数 8,040本
植林場所 モンゴル国セレンゲ県
アルタンボラグ村ゴロワンツァガーントルゴイ周辺
樹種 ヨーロッパアカマツPinus sylvestris (在来種)の2年生苗
植林作業 オグナー(GNC Mongoliaスタッフ)
サラ(GNC Mongoliaスタッフ)
アルタンボラグ村及びボゴント村の村民など約7名
2.2023年植林地の概況報告
2023年5月に予定していた3.21haの植林が全て完了したことをここに報告する。
現地踏査は2023年4月16日~18日の期間に行われ、植林候補地3箇所を現地の
森林保護官から挙げられ、そのうち1箇所を選定し、植林を実施した。
今回植林に用いた苗は、セレンゲ県ボゴント村の苗畑で育てられた2年生アカマツ苗を使用した。
今年度の植林密度は2,500本/haである。
2023年の植林地は、アルタンボラグ村から南東へ約24km離れた場所である。
土質は砂壌土で植林には適しており、傾斜はわずかであった。
草本植物が数多く繁茂していた。
家畜が入らない場所で、冬季も家畜は来ない場所だと言われている。
3.植林地の位置
2023年植林地の捕捉座標(代表点)50°09’29.20″N 106°58’52.40″E
自然環境問題の専門職員 O.オトゴントゥグス氏からの捕捉座標
4.5月 植林時の写真
遠景
溝堀アタッチメント
トラクターによる植林前の溝掘り
トラクターによる植林前の溝掘り
溝の底に植林することにより日射を減らし乾燥化を防ぐ
大きな溝には雨が溜まりやすいため、乾燥が防げる
2年生アカマツ苗 植付作業
植付作業
植付作業
2人1組で効率的に作業を行う
日射の当たり過ぎを防ぎ乾燥を避ける
植付作業
地面に大きく溝を掘り、日射が少ない端の部分に苗木を植える
植付作業
苗を溝の端に寄せて植え、乾燥を防ぐ
植付作業 植付した2年生苗
集合写真
看板写真
看板写真