GNCテーマサロン「改良カマドの普及」
平成27年1 月17日(土)、東ティモールで活動している久木田旺大さんによる、
GNCテーマサロン「改良カマドの普及」を行いました。
東ティモール共和国は人口約117万人、国の面積は東京、千葉、埼玉、神奈川の合計面積とほぼ同じ大きさです。
東ティモール共和国では95%の世帯が、三つ石カマドを使用しており、83%は屋内で使用しています。
カマドで大量の薪を燃やすことにより、肺炎や呼吸器系疾患で亡くなる子どもが多く、大量の木を伐採し、森林減少が進んでいます。
改良カマドを導入する事により、燃料効率の改善と汚染物質の減少、森林減少を食い止める事が出来るのですが、改良カマドは普及しません、理由としては4つ挙げられます。
①男性中心、伝統的な生活重視 ②経済的価値 ③生活に起こる変化の度合い ④改良カマドに関する知識と使用経験
GNCテーマサロンに参加された、モンゴル人留学生バトチュナグさん(2013年在日モンゴル留学生会会長)によると、モンゴル国の首都ウランバートル市では厳冬期に生の石炭や木材等を燃料とするストーブからの煤煙、車両からの排気ガス等でPM2.5がひどいそうです。
在モンゴル日本国大使館のホームページによると、1年を通して世界保健機関(WHO)の基準を超えているとの事です。
久木田旺大さんツイッターページURL https://twitter.com/ykukita
ネットワーク部