各機関と打合せ・山火事(4月上旬)
各機関の人はよく精力的に動いておられます。GNCとしてこれらの方々と関係を密接にとって、有意義な活動を行いたいと考えています。
○森林省森林火災対策課課長チョローンバートル氏(UB)
ロシアからの国境は陸続きで、火災が国境を越えて進入してくるため、防火帯造成の対策を検討しているとのこと。国境警備隊の本部と森林省が協議中の段階ですが、法的なしばりがあるので行き詰まっているそうです。森林火災対策の面でお互いに協力し合うことを確認しました。
○森林省植林戦略課課長ダッシダワー氏(UB)
全国の植林戦略がここで管理されています。来年からは植林単価が大幅に上がるとのこと。ドルノド県の状況やセレンゲ県の状況、今春の乾燥についてなど、多枝に渡るお話でした。
○セレンゲ県森林局(セレンゲ県)
今年の植林や森林火災対策について細かく協議しました。また、この冬は全く雪が降らず、今春は極度に乾燥していて、3月22日にロシアから火災が国境を越えて入ってきたとのこと。今年は特別に各村に火災対策の施策を通知し行動してもらうよう手配しているとのこと。
○セレンゲ県アルタンボラグ村(セレンゲ県)
トジーンナルスはアルタンボラグ村内に位置します。植林事業には国内外から予算がありますが、火災対策にはほとんど予算がないのが現状。範囲が広いのと機動力が低いためこれまで広大な面積が消失してきたのは大変残念であります。現状の火災対策を把握したうえで、火災対策の充実化に向け動き出すしかありません。火災危険期に入り、とにかく火災を制したいという気持ちはGNCも同じであります。外ではロシア側で煙りがもくもくしています。
○ロシア国境沿いですでに火災が発生していました