板橋区内で実施されている、環境教育への取り組みを取材してきました。

先週から今週にかけて、板橋区内で実施されている、環境教育への取り組みを取材してきました。

今回の取材の目的は、日本の環境教育の現状を知ることです。そしてそれをヒントに、「モンゴル」の環境教育カリキュラムを模索していこうと思っています。

 

私たちGNCは、昨年セレンゲの幼稚園の子供たちに「アカマツのあかちゃんの夢」というモンゴル語と日本語が記載された絵本を配布しました。そして今年、長年の付き合いがあるエコロジー教育センターと一緒に、「モンゴル」の環境教育カリキュラムを一緒に作っていこうという話が持ち上がりました。

 

私たちが活動を初めて、18年が経ちました。5年ほど前にモンゴル国に行った際、国民の関心は、いかに経済的に豊かになるかということだった気がします。しかし現在、都心部ではその関心が少し変化しているような気がします。今年の5月にモンゴルへ行ったとき、経済的な豊かさ+αを求めるようになって来ていると感じました。

例えば家の広告には、緑が周りにある家の様子が描かれています。また、ウランバートルの中心部のあちこちに、公園では、以前のような公園の空間があるというだけでなく、緑が整備された公園が作り上げられています。

以前は土地買収とビルの建設にしか興味が無いようだった都市開発が、少しずつ変化しているようです。

しかし一方で、ウランバートルを一歩離れると、ビニール袋が舞う草原に出くわします。ゴミ捨て場の近くは悲惨です。

まだ一部かもしれません。自分の周りだけかもしれません。ですが、少しずつ環境への関心も高まっているような気がします。

 

これまで私たちは、モンゴル国内に多くの木を植えてきました。木を植えることで、それに従事する人々に対し、少しでも職と収入が回る、そういうことを考えてきました。

今後ももちろん木を植えて行きます。ですが目に見えるところに木を植えるだけでなく、目に見えないところに、種をまく、そういう活動が出来ればいいと思っています。

まだまだ始まってもいませんが、私たちとモンゴル国の人々とで、協力して環境教育を作っていけるよう、まずは身近な日本を勉強しなければいけません。

モンゴル国内の「環境教育プログラム」を作っていけるよう、頑張っていきます。

 

モンゴルでの環境教育に関心がありましたら、是非GNCまでご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 

ネットワーク部