2002年度研究報告会

第3回NGO合同研究&活動報告会

今回は青山の国連大学敷地内の地球環境パートナーシッププラザをお借りして、3回目となる合同研究&活動報告会を開催しました。例年通り、内モンゴル沙漠化防止植林の会との共催です。
周囲に展示品が並べられ、全面ガラス張りで、青山通りを見渡せる明るくゆったりしたスペースです。このようなスペースでリラックスしてお互いの経験を交換することの素晴らしさをあらためて実感しました。良い勉強にも刺激にもなりましたし、お互いアイディアもたくさんでました。そして何より、「元気」「パワー」「希望」をもらえました。参加者皆が明るく笑いあいながら帰路についたことがその何よりの証拠です。この出会い、縁を大切に、じっくりと育ててゆくことが、将来の大きな流れへとつながると確信しています。GNC代表 宮木いっぺい

◆開催日:2003年2月22日(土)12:30~16:00
  
◆場所:地球環境パートナーシッププラザセミナスペー

◆参加団体
  ①FOEJ(地球の友ジャパン)中国沙漠緑化プロジェクト
  ②沙漠緑化団体  地球緑化クラブ
  ③内モンゴル沙漠化防止植林の会
  ④GNC(Global Network for Coexistence)
  
◆プログラム
  前半:『内モンゴルにおける沙漠緑化活動事例報告』
   報告:沙漠緑化団体 地球緑化クラブ代表 原 鋭次郎氏 
  後半:各参加団体の活動報告&意見交換
  

主催:GNC(Global Network for Coexistence)    内モンゴル沙漠化防止植林の会

   

沙漠緑化団体 地球緑化クラブ
代表:原 鋭次郎氏

国際環境NGO FoE(地球の友) Japan
中国 沙漠緑化プロジェクトディレクター 
成田 正之氏

Network for Coexistence)
代表 宮木いっぺい氏

内モンゴル沙漠化防止植林の会
代表 B.セルゲレン氏

内モンゴル沙漠化防止植林の会
事務局 車 知也氏

各団体活動報告後の 意見交換会では
途切れることなく活発なやりとりがありました。

参加団体プロフィール

国際環境NGO FoE(地球の友) Japan

代表 岡崎時春
〒171-0031 東京都豊島区目白3-17-24総合設計機構ビル2F
TEL 03-3951-1081 FAX 03-3951-1084
中国 沙漠緑化プロジェクトディレクター
成田 正之
E-mail:foej-narita@jcom.home.ne.jp  http://www.foejapan.org/index.html

世界68カ国にネットワークを持ち、国連にNGOとして正式に承認されているFriends of the Earth のメンバーです。地球上すべての生命(いのち)がバランスを取りながら心豊かに生きることができる「持続可能な社会」をめざし、1980年より日本での活動を続けています。「国際プログラム」(気候変動・エネルギー、開発金融と環境、森林問題)、身近な問題に取り組む「くらしとまちづくり」などの提言活動、「海外プロジェクト」、「国内参加型プロジェクト」などに取り組んでいます。2001年、中国内モンゴル自治区において沙漠緑化活動を始めました。

沙漠緑化団体 地球緑化クラブ
代表:原 鋭次郎 

E-mail:sabaku@ryokukaclub.com http://www.ryokukaclub.com/

[活動主旨] 日本・中国だけでなく世界に発信する地球緑化活動を継続していく為に、誰でもいつでも参加できるクラブ活動のような存在として、現地で最良な砂漠緑化の方法を常に模索し地道な活動を行なっていくこと。
[運営方針] ①現場主義(緑化活動を現地住民と共に行なうこと)で、
お互いの力と知恵を合わせて砂漠緑化に全力を注ぐ。
②助成金・会員費等に頼り過ぎない運営を目指す。
③現地の人々が無意識に自ら緑化活動を行なえる状態
(日本人が庭に木や花を植えるような感覚)にまですることを、それぞれの活動地での最終目標とする)

内モンゴル沙漠化防止植林の会
代表 B.セルゲレン

〒112-0011 文京区千石3-8-2-401 TEL/FAX 03-3945-2458
代表メ-ル shokurin@md.neweb.ne.jp http://www2.neweb.ne.jp/wd/sergelen/desert.html

内モンゴル沙漠化防止植林の会は中国内モンゴル・ホルチン沙漠において、 牧草地・農地の沙漠化防止を目的とした活動に取り組んでいます。実施に当たっては、現地住民の環境意識の昂揚と生活文化の相互理解を深めるため、日本側の 植林協力隊と地元牧民や学生たちの交流にも重点を置いた活動を行っています。バッフル・ソムでの活動の他、学校自立支援経済林プロジェクトとして昨年より開始したゴルバンファ・ソムに加え、来年度より新たに2つの中学校でも活動を開始します。また、高等教育への進学支援として奈曼旗蒙古族中学への
内モンゴル育英緑化基金も運営しています。

GNC(Global Network for Coexistence)
レジュメ
代表 宮木いっぺい

〒176-0004 東京都練馬区小竹町2-16-12-103 TEL&FAX 03-3958-0948
E-mail:kyouzongnc@gmail.com  http://kyouzon-gnc.com/

私たちは、①国、民族など人類相互の共存、②自然と人間の共存、③過去、現在、未来の共存という3つの『共存』をめざしています。その実現のために、人々が国境を超え問題解決のために共に行動を起こし、ネットワークを広げていく事が大きな原動力になると考えています。現在、モデル農場作り、草原復元、植林、学校訪問、孤児院支援、シンポジウム開催など様々な活動を通して、モンゴル国の多くの人々と共に、持続可能な地域作り、国作りをすすめる活動をしています。

 

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